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Something Like That -Column-
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Kengo Nonaka(kengo@preston-net.com)

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人間の求めるものとディズニーランド
15 of November 1998

最高の秋晴れの中の日曜日の朝8時50分。

入場制限がかかるほどたくさんの入場者を迎えた東京ディズニーランドですが、中のアトラクションの順番待ちは長くても1時間くらい。以前のことを考えると2時間待ちなどが結構ありました。

ディズニーランドとほかの遊園地との違いは何だろう。

キャラクタのよさが映画やテレビを通じてファンを増やし人を引き付けるのだろう。

しかしさすがのディズニーランドもそろそろ人がなれてきたとかんじたのだろうか。

隣接の場所に東京ディズニーシーを計画している。

どこのエンターテイメントパークも最近苦労しているように

できはじめのころはたくさんの人がくるがリピーターの心に訴えるものがないと

成功しない。

子供の心に訴えかけまわりの大人を巻き込んでいく戦術が必要とされるだろう。

東京ディズニーランドの中にはたくさんのベビーカーが目立っていたが最近少子化と言われている中で子供が多く感じられたのはいい感じだった。

キャラクターの人気が世代を超えて愛されているからだろう。




新しいアトラクションもいろいろある中で、お客さんのほうもリピーターが増えてきたときに

また乗りたいというものが無いとなかなか乗らないというのもあるかもしれません。

しかしリピーターだけの話ではなく、はじめてくる人もいる中で現実の生活の中が豊かになり

あまり人形などの仕掛けを使ったアトラクションでは現実味が沸かないというかリアルさが無くなってきているのかもしれない。

アニメーション映画の主人公は確かに人形やぬいぐるみで演出するしかないが

現実にいる動物や人間はやはり本物にはかなわないということか?

3D映像といっても実際の人間生活は3Dなわけだしいくらスクリーンにきれいに映し出されていても所詮作り物か?

東京ディイズニーランドができた15年前はまだこの程度でも感動したかもしれない。しかし現実の世界のハイテク化などが進み日常生活でもビデオやテレビで世界中の出来事が瞬時にわかるしインターネットの発達もいろいろな情報を人間に与えた。

情報の過多になれた現代の人間にとっては作りものの情報やアトラクションは刺激が少ないということか?

宇宙旅行をかんじさせるスターツアーズでさえも日常の映画館やビデオで

SFXを駆使したメディアを見ているためかそんなに感動を覚えなかった。

昔一番面白いとかんじたジェットコースタータイプのアトラクションにしても

上下の落ちる感覚の少なさには,はっきりいって乗り終わった後にはこんなもんだったのか?

たいしたことがないと感じた。

普段MTBで山に登ったりしているせいか自転車で山を上ったり下ったりすることで得られる体感のほうが快適に感じられた。

爽快感が違う。そんな感じである。

違いはきっと自然に接することで空気の流れや、

山の匂い、感じる温度、自然の美しさなどが

人間の五感を鋭くさせるのだろう。

また自分で努力をして汗をかいて得た達成感というものは

何事にも変えがたい。そんな違いがあるのだと思う。

  人気のパレードを見ていて不思議な感じがしたのは、最近テレビで

も洗練されたダンスを歌にとり入れた歌手を見るせいか、

そんなに感動はしなかった。それよりここにもなんか作り物の感じがした。

そうなのだスピーカーから聞こえる音は録音されたものであって生のバンドの音ではない。

バンドのライブを見に行くとわかることであるが、音量の大きさもびっくりするが、体中に響くドラムのビートやベースの音、バンドマンの熱気などが同じスピーカーを通じてではあるが、伝わってくる。そんな熱気が録音された音からは感じられなかった。

音楽を愛するものとして少し残念である。

もちろんパレード自体は夜などに見ればネオンがきれいだし幻想的な

感じはしたが、ふっとそんなことを思ってしまった

そんな中で夜の花火を使ったショーはとても素敵だった。

明かりの演出がすばらしく音楽との一体感が感じられた。

何より花火は本物なので人間に感動を与える。

これからは本物を集めていかないと現代の人間を感動させることはできないのか?

そんなことを再確認した1日だった。








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