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Kengo Nonaka(kengo@preston-net.com)
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PentiumVとプライバシー
by Kengo Nonaka [TOKYO]
27 of January 1999
ID番号制は果たして便利なのかそれともプライバシーの侵害なのか?
技術の発展と共にますます便利で速度も上がってきたコンピュータだが、最近インテルが発表したCPUにID番号を内臓させるという計画が波紋を呼んでいる。
これはパソコンの頭脳であるCPUに固有のID番号を内臓して識別しようというものだがインターネット上のショッピングなどで本人を確認するのには確かな方法かもしれない。
しかし使い方によってはこれは非常に危険になる。
インターネット上のサイトをただ閲覧しているだけなのに、現在でもブラウザーはCoockieという識別情報を使ってサイトにアクセスしてきたユーザーを管理しているが、さらに製造時に内臓されるCPUにID番号が内臓されるようになれば確実にパソコンの所有者のどのページをどういう順番で見ていったか、どういうサイトを見るのが好きかなどが筒抜けになってしまう。
それによって個人のプライベートな嗜好などが記録されることになる。
ソフトの不正コピーやネット上の犯罪を防止するにはこのような仕組みは非常に効果的かもしれない。話題のネット上の匿名性を排除できるだろう。しかしこれに対してネット上のあちこちでこのインテルの計画に対して反対運動が行われている。不買運動までも起こる気配である。
このようなユーザーの声に対してインテルはソフトウエアでこの個別のIDを表示させないようにすると発表したが、これだけで充分だろうか?
便利さと引き換えに自分のプライバシーを失うことは避けたいものだ。
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